三度の飯と、考えごと

小説、ボルダリング、コーヒー、農業。

執筆活動

第一回あたらよ文学賞 佳作/第40回太宰治賞応募

第一回あたらよ文学賞において、佳作をいただきました。作品は文芸ムック「あたらよ」創刊号に掲載されます。 note.com 全国の書店陳列に先んじて、11/11文学フリマ【う-4】で販売されます。予約販売は既に開始されています。 eyedear.thebase.in 僕の作品「…

第三回文芸思潮新人賞 入選

第三回文芸思潮新人賞 入選 11月半ば頃、他の人の「受賞通知届いた」ツイートを発見して、ドキドキ待ってても来なかったんで、落選したーと思ってたら、昨日(12月16日)に入選のお知らせが届いた。 最優秀賞、優秀賞、奨励賞、佳作、入選んんん 正直、…

文芸思潮新人賞最終候補/三田文学新人賞応募完了

・繁忙期終わった・今年本命、三田文学新人賞応募完了(10月31日締め切り)・子母澤寛文学賞の結果まち(発表予定10月)・文芸思潮新人賞結果まち(最終選考結果11月上旬)・長塚節文学賞結果まち(発表12月?)・種苗交換会で再認識した自分の性質 ・繁忙期…

第20回江古田文学賞 二次落ち(2年ぶり2度目)

江古田文学108号を買いました。 第20回江古田文学賞に、「クライ!マー!」という実験作品をぶち込んだところ、一次通過していた模様。 「クライ!マー!」については、「作家としての展望を記す」にちょっとだけ書いています。 yuyakefish.hatenablog.com\ …

小指の指輪 イグBFC2応募作

昼はロースカツ丼。今や出来合いのものしか食べない。娘は盆休みが終わり、帰った。 『昨夜未明、横手市の国道で七十代の男性が車に跳ねられる事故が発生しました。男性は即死とみられ…』 「ボケ老人だな」 部下が言った。 やたらと油っぽいロースカツだった…

第18回江古田文学賞 二次落ち

江古田文学105号を買いました。 https://amzn.to/2XryvDD 第19回江古田文学賞には、「【あきた】超神ネッガー【ヒーロー】」という寓話作品をぶち込みましたが、落選してましたね。 「【あきた】超神ネッガー【ヒーロー】」については、年末日記2019にちょっ…

年末日記2020

新作は1作品。 本格的に書き始めてから最も寡作な年だった。時間をかけて中編を書いてみようという試みで、1月〜6月の半年間をその一作品に費やした。ボルダリング小説。 実は「執筆歴-1年=クライマー歴」 ようやく書いたか、といった感じ。小島信夫文学…

第23回長塚節文学賞 優秀賞 作品公開

yuyakefish.hatenablog.com 令和2年12月17日(木) 久しぶりの残業を終え、アパートに着く。ポストにこんな封筒があった。 「もう入選作品集がくる頃だっけ。いや、受賞したか?でも、なんの連絡もないし…」 二度目の応募だった。 長塚節文学賞は応募者全員…

作家としての展望を記す

こんにちは、作家です。 小島信夫文学賞からの連絡はこず、2020年は途中まで進んだものすらない!が濃厚。 というのも、新作は小島信夫文学賞へ応募した「クライ!マー!」のみ。あとは、過去作のリライトに時間を充てていた。 下手な鉄砲で数も撃たなきゃ、…

「第1回 22世紀アート短編小説賞」に応募したよ/小島信夫文学賞の連絡はそろそろ?

鶏頭牛尾!!! 出来立ての賞に応募し、名を売る。 我ら、未熟な作家の戦略である。 今や、誰もが同じ戦略をとる故、抜け道ではなくなった。 「22世紀アート」という出版社の賞。 第一回なので、どういった作品が求められているのか分からなかったけど、応募…

「第三回 阿波しらさぎ文学賞」蕪木Q平さん受賞!/ぼくは自作品を読んで涙ぐむ

第3回阿波しらさぎ文学賞大賞に選んでいただきました。選考委員はじめ関係者の皆様、今まで創作を支えてくださったお友達の皆様、それからこれまで一度でも拙作に触れてくれた多くの方々に心より感謝します。ほんとうにほんとうにありがとうございます。http…

ブンゲイファイトクラブ(BFC)界隈の人たちが台頭してきている/阿波しらさぎ文学賞

第3回「阿波しらさぎ文学賞」一次選考通過作品が、公開されました。以下の徳島新聞電子版の公式サイトよりご確認ください。#阿波しらさぎ文学賞https://t.co/mqjFccBH72 — 佐々木義登 (@kurogokegumo) July 31, 2020 いまや地方文学賞では異例のハイレベル、…

【第32回 舟橋聖一顕彰青年文学賞】締め切り早まってる!

library.city.hikone.shiga.jp 昨年は11月5日締め切りだったもんで、7月は優雅なインプット期間を送っていましたが、令和2年9月18日に締め切りが早まっていますね。 応募資格が、満13歳~満30歳で応募総数も少なめにも関わらず、賞金が30万円! 30歳になる…

年末日記2019

2019年に書いた作品は三つ。 「かのイオン」原稿用紙換算30枚程度 「あの頃の僕と、君へ」原稿用紙換算50枚程度 「【あきた】超神ネッガー【ヒーロー】」原稿用紙換算60枚程度 2018年から、既存の作品を地方文学賞でローテーションさせていますが、2019年の…

略歴・執筆歴・受賞歴

略歴 執筆歴・受賞歴 2016年 2017年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 略歴 佐藤龍一。1992年生まれ。秋田県出身。 2015年10月より本格的に小説執筆を始める。 「衰退する地元を何とかしたい」という思いを作品として昇華した『無理です』で、「あきたの…

第6回金魚屋新人賞 最終候補

作家デビューは、今の僕の意志では難しいと思い地方文学賞2〜3個を当面の目標に据えたが、これは暫定的な目標であり、その後の展望が思い浮かんでいない分、宙ぶらりんとしていた今は、安くてもいいから収入のある作家になりたいでも、これでも目標の追求は…

小説の戦略を変更します

1日1時間も執筆すれば限界の僕です。 2年前から応募を始め、地方文学賞から少しずつレベルを上げていき、デビューのレベルまで持っていく そんな作戦をとっていました。 いきなりデビューを狙うのはリスクがあると思ったし、フィードバックや実績がない時間…

文学フリマ岩手

bunfree.net 前々から「出展者として参加しようか」とか「お客さんで行ってみよう」とか、いろいろ話していました。 昨日、お客さんとして初めて見に行きました。 作者と対面して物を買うってイベント自体が初めてだったので新鮮でした。 提供する側とお客さ…

小説の写経ってどうなの?

「どうしてプロみたいな文章が書けないんだろう」って、いっつも思うんですよね。 自分のスキルを比較すると大きい意味での”文章”のレベルが抜きん出て低いんですよ。 小説も、勉強のように努力すればある程度のレベルまでいけると思ってるので、【小説を書…

小説執筆のPDCAを速くする

どの世界でも良い作品を生んでいる人は多作です。 ピカソ、ダヴィンチ、ビートルズ。 あることに費やした時間が一万時間を超えると超一流になれるという「一万時間の法則」があります。 ちょっと、邦題はダサいですね 笑 つまり上達したければ、たくさん作れ…

小説を書くために語彙力をあげる方法

ある投稿サイトの編集者の方から「語彙力がないね」と言われて、自分の語彙の少なさに気づきました。 どうして気づかなかったんだってレベルで語彙力がない。 語彙力とは 扱える単語とその組み合わせのバリエーション だと思います。 「語彙力がない」にも、…

小説を書くことの3つのメリット

コツコツと続けられる力がつく 小説は、自分が書かなければ終わりません。 テストじゃないんだから、締め切り前の一夜漬けで終わるわけがない。 社会人になると限られた時間で小説を書き上げなければなりません。 自然と、日々コツコツやることが最適解とな…

映像技法を文学に落としこむ 【空間的余白の不安】

丸山健二さんのデビュー作であり、芥川賞受賞作「夏の流れ」の単行本に収録されている「雪間」 50年前に書かれた作品です。 舞台は当時の日本。忠夫という名前の小さな男の子が主人公です。 おばあちゃんが死んでしまったので、お母さんと2人で少し離れたお…