小説の写経ってどうなの?
「どうしてプロみたいな文章が書けないんだろう」って、いっつも思うんですよね。
自分のスキルを比較すると大きい意味での”文章”のレベルが抜きん出て低いんですよ。
小説も、勉強のように努力すればある程度のレベルまでいけると思ってるので、【小説を書くために語彙力を上げる方法】にも書いたように、メモを取ってプロの文章を頭にストックする作業をしています。
まだ始めて数ヶ月なので、効果を検証するには早いと思いますが、劇的な変化はないですね。
前作と比較すると幾分か…でも、メモのおかげなのか普通に成長しただけなのか…って感じ。
経過観察中です。
ほんと不思議なんですよ。
この文章は良い、この文章は悪いという判断ができて、普段からプロの文章を摂取しているのに、どうしてそのレベルの文章が書けないのか。
いくつか検討してみました。
文章を書くってスキル、実はもっと細分化できるのかも
物事を会得する際の基本は、細分化。
会得したいことが、どんな要素で成り立っているのか素因数分解しなければいけません。
ポッと思いつくかぎりでも、地の文、会話文、表現、比喩などなど。
一言で”文章”といっても、さらに細かいスキルで構成されています。
この細分化には時間がかかるので、とりあえず棚上げです。
長期計画でやっていきます。
単純にサンプルが足りない
これはメモ作戦で時間が解決してくれることです。
今やっていること全てが、文章の向上につながっていない
検討するなら、いっそこれぐらいの前提に立って考えてみるのが、意味がありそう。
そこで新たな訓練法で思い浮かんだのが、小説の写経です。
初めてドハマりした小説家 伊坂幸太郎さんもデビュー前に原稿用紙に何かの小説を写経していたと言っていました。
小説の訓練法を調べると、写経することでその文章力が身につくという話をいろいろなところで見ました。
最近見たのは、ブログライティングも写経で上達するということ。
写経して得られるものは、武道でいう型にあたるんですかね。
おそらく、やる上での注意点は機械的に文字を写すのではなく、しっかりと文章を読みながら写経することだと思います。
しかしながら、写経ってのは時間がかかる。
楽しそうだけど。
音読じゃあ効果はないんでしょうか。
写経と合わせて、今後実験してみようと思ってます。
お楽しみに。