略歴・執筆歴・受賞歴
略歴
佐藤龍一。1992年生まれ。秋田県出身。
2015年10月より本格的に小説執筆を始める。
「衰退する地元を何とかしたい」という思いを作品として昇華した『無理です』で、「あきたの文芸2016」最優秀賞を受賞する。
以降、人口減少、農村、田舎特有の文化などをテーマに作品を書く。
2020年には『巣立ち』で第23回長塚節文学賞優秀賞を受賞。
跡継ぎ問題が常態化している農業。農を継ぐ息子を母の視点から描いた。農業のリアルを浮き彫りにした点、優れた構成力が評価された。
2022年には、『某の欲望』で第三回文芸思潮新人賞入選。
迫力のある文体。荒削りながらも挑戦的な構成などが評価に繋がった。
2023年、「まゆどじょう」で第一回あたらよ文学賞佳作。
商業誌へ初掲載を果たす。
執筆歴・受賞歴
2016年
●あきたの文芸2016 最優秀賞
「無理です」
2017年
●第65回地上文学賞 最終候補
●第34回織田作之助青春賞 3次落ち
「夫婦、親子、姉弟」
2019年
●第6回金魚屋新人賞 最終候補
「夜と記憶」
●第18回江古田文学賞 2次落ち
2020年
「巣立ち」
2021年
●第20回江古田文学賞 二次落ち
2022年
●文芸エム 第7号掲載
「連鎖」
●第12回金魚屋新人賞 最終候補
●第三回文芸思潮新人賞 入選
2023年
●第一回あたらよ文学賞 佳作