三度の飯と、考えごと

小説、ボルダリング、コーヒー、農業。

小説を書くために語彙力をあげる方法

ある投稿サイトの編集者の方から「語彙力がないね」と言われて、自分の語彙の少なさに気づきました。

 

どうして気づかなかったんだってレベルで語彙力がない。

 

 

語彙力とは


扱える単語とその組み合わせのバリエーション

 

だと思います。

 

 

「語彙力がない」にも、種類があります。

 

大きく2つ。

 

①いろいろな単語とその組み合わせのバリエーションに触れていない

 

②触れてはいるけど使いこなせない

 

語彙力を身に付ける方法を探すと、もっと本を読め!って書いてあるんですよね。

 

単語とその組み合わせを摂取せよ と。

 

①の人はこの方法で語彙力はあがります。

 

 

僕の場合、小説を書いてるぐらいなので、普通の人よりは小説を読んでいるはず。

 

その割に語彙が少ないように感じるのは、漫然と読んでいて頭にバリエーションが蓄積されていないからだと思いました。

 

触れてはいるので、一度頭に入っている。でも、使える領域に保存できていないんですね。

 

無意識に使える領域に格納・保存できる人は摂取量を増やすだけで語彙力が上がります。

 

 

僕のように、「小説読むの楽しい!」って消費者気分で、いくら摂取量を上げたところで語彙力は比例しないことがわかりました。

 

ならば、どうするか。

 

メモを取りました。

 

勉強のように暗記して、使える領域にぶち込めばいい。

 

違和感を感じる人もいるかもしれませんが、語彙が多い人が無意識でやっていることを意識的にやるだけのことです。

 

初めて小説を読むときに、いちいち立ち止まってメモをするのは読者として楽しみが半減してしまいます。

 

理想は勉強用に再読することです。

 

劇的な変化ではありませんでしたが、1作品前よりは使える語彙が増えた気がします。

 

スキルの成長って複利的に上昇していくので、急激な成長は望めませんが、取り組むのが早いほど到達できる地点は高いと思います。

 

メモをとって、プロの文章をパクリまくってください。

 

1人をパクれば、「第二の〇〇」「あの小説家の真似事」と言われかねないませんが、10人くらいのプロを真似すれば、それはもうオリジナルです。

 

次に応募した賞で成果が出れば、メモ作戦は成功ってことになりますね。

 

2018年6月末締め切り、結果発表は秋頃なので、良い報告ができるといいなと思ってます。