最近の執筆まわりの話/牧野楠葉さんのディスコードに参加
2022年前期は、資格勉強がない。
副業も全くやってない。
つまり、時間がある。
牧野楠葉さんが主宰する文学ガチ勢のディスコードに参加している。
などの好条件が重なり、執筆時間が増えている。
あと、ハリウッド脚本術の王道「SAVE THE CATの法則」をこのタイミング読んだのも良かった。
貧乏性なもんで、中古が値下がりしたときに買おうとして早数年、全く値下がりしない。いい加減買うか、と新品で買った。
一番刺激を受けているのは、牧野楠葉さんのディスコードだね。
楠葉さんをはじめ、数人から感想やアドバイスを貰えるのはもちろんタメになるが、意外にも成長につながってる気がするのが、自分以外のアマチュア作品を読む経験だった。
普段読んでるプロの作品は、レベルが違いすぎて、自分と地続きじゃないというか。
もちろん参考にするけど、自分と比較したときに距離がありすぎて、自分の位置が分からない、というか。
でも、自分と同じようなレベルの上・下を読んで、これはできる、これはできない、って自分と比較ができるんだよね。
それによって、自分のやれること、やらなきゃいけないこと、が明確になった。
あと、他の人の作品に対する他の人の感想、めっちゃ勉強になる。
執筆人生では2016~2017年が、一番成長を感じた期間だったけど、それに準ずるか越えるくらい成長する(した)気がする。
それともう一つ、良い思いつきがあった。
秋田で活躍する物書きになろう。
と、思った。
きっかけとなる下地は様々あったんだけどね。
インターネットによって、「村の一番」に価値がなくなって久しいけど、それでも「村の一番」は一番なんだよ。
特に秋田みたいな田舎では。
「これ、都会なら一瞬で”解決”を金で買えるよな」って課題・問題をたくさん見る。
つまり、村で”解決”を提供できる人がいない。
都会では、”解決”で金儲けしてる人がわんさかいるから、「困ったなー」と思う暇もないかもしれない。困ってなくても、解決してくれるかもしれない。
僕がよく観測するのは、適切なIT知識があれば解決できるのに、「やれる人が近くにいない」ってだけで、前に進めないって状況。
僕が間に入って、適切な場所か人とつなげるだけで、解決するなーって思う。
でも、それはボランティアではやりたくないし(めんどいから)、金をとるにしても、副業の範疇を越える場合が多い。
そういった田舎の現状を見ていて、インターネット世界では陳腐化したものでも、田舎なら十分通用することが多い。と思ったんだよ。
言い換えると、僕のまわりなら僕レベルでも価値を感じてもらえるのでは?って感じ?
全国では通用しないから地元で勝負するって発想はありふれているけど、それの具体的な道筋を今考えてて、楽しくなってる。
周りを見ても、小説書いてる人なんていないし、これは「村で一番」なのでは、と。
いくら「作家です」自称しても、実績がなければ相手にされないだろうから、地元でウンチャラと言ったばかりだが、もっと大きな賞、中央の賞に挑戦したい。
僕が楽しくなっているのは、作家人生の、より現実的なルートを見つけたから。
1難易度高い:新人賞受賞してその後何冊も本を出す
2難易度ちょい高:新人賞受賞のみ。その後は考えない(売れなくてもよい)
3難易度そこそこ:それっぽい賞を受賞して、地元で作家として認知される
3ならいけるんじゃねってモチベで今後いく予定。
書き続けてるかぎり、1を目指していることにはなるわけだし。
2と3の間にはもっといろいろありそうだよね。
色々調べて考えてるけど、物書きとしての仕事は創出できても、小説書く場面なさすぎる笑
とりあえず「作家として認知される」に注力したい。
つっても、実際にやることは前と変わらんな。
変わるのは、何か受賞した後だ。
まあ、今後も考えていくよー。
こうして立ち回りを考えるのはすごく楽しいが、結局は作品が評価されなければ前に進めないのだよな。