知っているだけじゃ対処できない!心理学から学ぶ人間の習性
心理学は人間の習性を学ぶ学問です。
こういった場面ではこういった行動取りやすい。
いわば統計的な考え方なんでしょう。
・部屋に煙が充満してるのに、周りのサクラが動かないせいでじっとしている被験者
・緑の物を見て、周りのサクラが全員「青」と言うと、「青」と言ってしまう被験者
そんな実験映像をテレビで見たことありませんか?
「そんなことある!?」って思いませんでした?
僕は「そんなことある」ということを身を持って痛感したことがあります。
習性には良いもの悪いものあります。
習性を知ることで、良いものを意図的に助長し、悪いものは回避できるようになる。と思っていました。
ある経験を通して、知っていても対処できないのだということを痛感しました。
学生時代、大型スーパーのファストフード店でアルバイトをしていました。
ある日の休憩中、スーパーのお客さんも使う休憩スペースで読書をしていました。
そこにちょっと怪しげなおじさんがやってきてカップめんを食べていました。
それだけなら問題なかったんですが、カップめんを取り出したレシ袋の中で何かを燃やしはじめたんです。
「カヤクってそういう意味じゃねえよ」と思いながら、読書をつづけたんですが、休憩スペースに少しずつ煙が充満していきました。
僕はとにかく読書がしたかったので、危なくなったら逃げようと思いギリギリまで本を読んでようと思いました。
明らかな異常事態でも人は自分で判断せず、周りの行動を見て動くという習性を知っていたので、周りが動かなくても僕だけは自ら行動できると信じていました。
少しずつ煙が充満していき、「ちょっと煙たいなぁ、そろそろまずいかなぁ、いやまだ大丈夫」と読書を続けていると、スーパーの店員さんがやってきて、慌てて燃えているレジ袋に水をかけていました。
そこで我にかえりました。
僕は異常事態の最中にいたのです。
冷静に目の前を見ると、明らかに異常な量の煙の中に自分がいたのです。
幸いボヤにもならないような事件で済みましたが、習性を知ってながら対処できなかったということにショックを受けました。
今までは、知っていれば対処できると思っていましたが、知っていても対処できない場合があると知りました。
1段階上の危機管理意識を身に付けた良い機会となりました。
今回の知識の出典も、1冊でブログネタの宝庫になる心理学の本【影響力の武器】
メンタリストDaiGOさんも激推しです。
このツイートも↓【影響力の武器】からの知識でした。
さらに興味深いのは、単独事故のニュース報道後は単独事故が増え
— さとうりゅういち (@kaerusukigeko) June 7, 2018
巻き込み事故のニュース後は、巻き込み事故が増える…
どんだけ真似したいんだよ!
あくまで、そんなデータがあるって話
この記事↓もですね