秋田、雨やばい。「秋系821」生産者説明会が急遽延期/いもち病と変な虫に注意!
平成30年の豪雨を思いだすような雨でした。
7月28日の3時~4時頃、ゴーという雨音で目が覚めました。やばいんじゃない?ってレベルの雨がずっと降っていました。
予定されていた、新品種「秋系821」の生産者説明会が急遽延期になり、参加予定者に電話がけ…。
大沢郷の奥では土砂崩れ、田んぼに土砂が流れこんだところもあったそうです。土川では川の水が土手を越えたとか。刈和野でも、団地化さている大豆圃場の一部が冠水。
協和のほうでは、一時孤立状態になったところもあったそうです。
冠水した田んぼでは、いもち病が発生しやすくなります。また、水に乗って変な虫も現れるそうです。
いもち病には、
予防:ラブサイド剤、ビーム剤 治療:ブラシン剤
すでに罹っている稲には、ブラシン剤を散布しましょう。
変な虫には、とりあえず、トレボン剤を散布しておけば大丈夫です。
春の生育は順調だったんですが、この豪雨で分からなくなりましたね。
それに、コロナの影響で米の在庫は例年以上にありそうなので、不作×米価下落で大変かもしれません。
令和1年産あきたこまちは7月時点で、相対取引価格が昨年秋から▲4000~▲5000円。
令和2年産米の価格が下落するのは、必至ですね。収入減少影響緩和交付金(ナラシ対策)が発動するでしょう。
ちなみに、収入減少影響緩和交付金(ナラシ対策)の加入者要件は、認定農家であること。
「認定」といっているわりに簡単になれるので、農業委員会に相談するといいです。
バシコキの営農計画でも通ります 笑
担当者によるのかな?