【お金2.0】ようやく資本主義経済が終わるらしい
ベストではないが、現状ベターとされ運用されてきた資本主義経済。
とうとう終わりが来るそうです。
佐藤航陽さんの【お金2.0】を読みました。
「お金」って単語とこの表紙。
ちょっと前の僕だったら「下世話そうな本だなあ」と思っていました。
その感覚って、いろいろと良くないものに囚われていることの現れなんです。
この本を読めば分かってくると思います。
イケハヤさん
イケハヤ@ブロガーズギルド (@IHayato) | Twitter
メンタリストDaiGoさん
メンタリストDaiGo (@Mentalist_DaiGo) | Twitter
Katsuaki Sato (佐藤 航陽)🌎 (@ka2aki86) | Twitter
みんな僕が好きな情報発信者ですが、頭の良い人たちが揃って同じ未来予測をしていると、さすがに「ほんとなんだなぁ」と思いました。
先見の明がある人にとっては、未来予測は難しいことではないんだなぁと感動します。
本当に資本主義は終わるのか
物があふれ、物質的な豊かさが幸福の尺度とは切り離された現代。
若い世代の人たちはそれを肌で感じていると思います。
次にくる世界は「価値主義」であると、佐藤さんは表現しています。
”価値”という言葉は、3つに分類されます。
①有用性としての価値
「役に立つか」という観点から考えた価値。
儲かるかどうかってことです。
②内面的な価値
個人の内面にとってポジティブな効果を及ぼす感情に対するもの。
共感、愛情etc.
「友達と過ごして楽しかった!」こういう時間に「価値がある」と表現するのと似ています。
③社会的な価値
ボランティアやNPOのような、個人ではなく社会全体の持続性を高めるような活動に対するもの。
資本主義のメインは「①有用性としての価値」
価値主義のメインは「②内面的な価値」「③社会的な価値」
いずれも脳の報酬系を刺激する現象で、脳からしたら等しく「報酬」とみることができます。
「①有用性としての価値」は目に見えやすく、「②内面的な価値」「③社会的な価値」は見えづらかった。
インターネットの普及、SNSの普及で「②内面的な価値」「③社会的な価値」が、数字で見えてくるようになりました。
フォロワーとか、いいね!とか。
今後、ブロックチェーンや仮想通貨などが一般的になっていくと、「②内面的な価値」「③社会的な価値」にお金がくっついてくると言われています。
価値主義ではお金よりも影響力が大事
これって、同じことを言っている人が他にもいるんです。
イケハヤさんはVoicyとTwitterで常々「影響力は大事」と発信しています。
ぼくの直近の未来予想。
— イケハヤ@ブロガーズギルド (@IHayato) August 2, 2017
・2〜3年で仮想通貨市場は大きく伸びる。今の5倍は余裕。
・融資と賭け事の民主化が来る。
・フリーランスや副業ワーカーが増える。
・イケてる地方が連携を始める。
・個人の影響力が資本主義と密接につながる。
・大企業サラリーマンは没落する。
影響力があればお金には困らない時代が来る。デジタルなネットワークの上を、なめらかにお金が流れるようになる。
— イケハヤ@ブロガーズギルド (@IHayato) September 24, 2017
アクティブなフォロワーが10万人もいれば、それだけで当面は食いっぱぐれることはないでしょう。10万人のフォロワーは、年収1,000万よりも価値がある。
メンタリストDaiGoさんは、SNSを活用した影響力の付け方に関する動画をアップしています。
今後も継続してアップしてくそうです。
イケハヤさんと佐藤航陽さんは、影響力や信用など、今まで目に見えなかった価値が重要視されることによって、相対的にお金の価値が下がると主張しています。
その上、仮想通貨の普及やトークンエコノミーの実現によって、お金は世の中にどんどんあふれてくるので、さらにお金の価値が下がる。
本として、みんなの手元に知識がいきわたりやすくなったからです。
今起きようとしているのは「経済の民主化」です。
仮想通貨、ブロックチェーンを活用したトークンエコノミーによって、お金が国だけのものではなくなるからです。
インターネットの普及により物知りであることの価値は減りました。
調べれば、簡単に出てくるので。今大事なスキルは知識の運用の仕方ですよね。
経済の民主化によってお金持ちであることの価値も減るでしょう。
そして、価値主義経済が訪れるのです。
【お金2.0】ばちくそ面白かった!